夢療法とは
夢を研究したフロイトやユングなど、心理学者の理論やアボリジニやインディアンなど先住民族の夢への姿勢、そして
神秘家エドガーケイシーの夢判断をベースに考案されたものです。まずは、夢を見たら記録することから始めましょう。
40日、100日と記録を続けることで、ある日「これはもしや、あの事だったかもしれない?」そんな変化を感じた時が、次へのステップです。
夢は、シンボルや象徴表現を使いながら、たとえ話で伝えてきます。
さらに夢のストーリーには、夢主に極めて分かりにくい擬装工作が施されています。これを読み解き、紐解くにはちょっとしたコツと練習が必要です。それを踏まえて夢に向き合う心の準備をしておきましょう。
夢は、誰もが生まれ持ってきた人生のバイブルです。「夢は見ない」という人も、夢を忘れているだけ。夢見の力はみんなに平等にあるはずです。その違いは、夢に意識を向けるかどうかだけです。「私は夢を見ます」と宣言することで、あなたの夢見の力が呼び覚まされます。少し先の未来を読む、そんな力があなたにもあるのです。

夢解きの基本 1
夢日記の付け方
人生に夢の叡智を呼び込むために、まずは夢を記録します。寝る際に枕元に夢日記とペンを置き、夢を見たら記録するだけ。
時に覚えていない時もあり、忘れてしまうかもしれません、間が空いても気にせず夢を見たら記録すること。奇想天外・
意味不明、なんだか訳がわからない夢と思っても、ジャッジせず俯瞰して、とにかく記録を続けることが大切です。
まずは、お気に入りのノートを用意します。白無地か、ドット、マス目のものが可。
- 夢を見た日付、最初から順番に通し番号をつける。
- 夢本体をそのまま、見たまま、覚えているまま全部書き留める。声だけが聞こえた、瞬時の場面だけの夢もとにかく
記録する。後から思い出したことは、書き直さないで加筆する - なるべく1ページに一つの夢、一晩に見た夢を記録
- 夢に題名をつける(題を見てすぐにどんな夢か想い出せるように)
- 夢を見た時の気持ち、感じた事を詳細にメモする
- 記憶に残った場面のスケッチも書き残す
- 夢を見た前後、日常に起きた出来事や、夢とシンクロした事なども記録しておく

夢解きの基本2
夢の種類色々
- 自分の仕事や学業など、今取り組んでいる事への示唆
- 家族や友人など、人間関係やその人の在り方(霊的生き方)についての示唆
- 健康状態、身体への示唆やアドバイス
- 前世、過去生の夢
- 霊界通信(亡くなった人が出てくる夢)
- 予知夢(天災など)
夢がどれに当たるか考え、
自分の心情や現状に重ねて振り返りメッセージを引き出します。
夢解きの基本3
夢を振り返って夢を内観する
夢を想い出して、徹底的に内観します。「なんでこんな夢を見たんだろう」「ムカついた」「悲しかった」「怖かった」
「もしやあの事を言っているのかな」などなど、心に浮かぶことを全て意識に上げて、想像力を爆発させて味わいます。
ここで、夢の視点を捕まえてください。
特に、自分の感情にフォーカスすることで、思わぬ自分に出会うでしょう。
夢解きの基本4
夢のキーワードを引き出す ~夢辞典を使って意味を調べる~
「夢辞典を引いても、結局意味がよく分からないんです~どうしたらいいですか?」そんな声をよく聞きます。
夢に出てきた単語や動作の意味は人それぞれで、個性があります。それを踏まえて、まずは「夢のキーワード」を
書き出して夢辞典で調べます。そして、さらに自分なりの意味付け解釈も書き加えます。
自分独自の「夢辞典」ができる。それほど、夢はあなた独自のものだと納得するでしょう。
「夢の視点で日常を見ていく」…その練習を始めましょう。
夢解きの基本5
夢の4つの構成要素
いつ、どこで、だれが、なにを・・・4つの要素を書き出す
夢解きの基本6
「夢の構造 5つの特色」
- 人・動物など :登場人物を書き出す
- 夢の中の行動・動作:どんな行動をしているか
- 夢の状況:状況を簡単にかいつまんで書き出す。
- 感情・情動:どんな気持ちか、感情を書き出す
- 象徴的表現(Something strange):夢でも、現実でも「変だな」という点を書き出す