越谷FMリスナーのみなさん
こんばんは「人生を変える夢のお告げ」の時間、 夢療法家 ゆみです。
先月のお彼岸あたりから、急に秋めいて涼しくなりましたね、日の暮れもどんどん早くなってきました。秋の夜長、夢のあれこれをお話するにはぴったりの季節。 放送が終わったらお風呂に入ってお布団へ直行、夏の疲れも手伝ってぐっすり眠れる時でもありますから、ゆっくり心と身体を休めましょう。お布団は無意識への乗り物です、眠ることで自分の心に還っていきましょう。
この前、久しぶりに知人と話していたら、実は気になる夢をみると意味を調べてみる。とのこと「何でこの人が、今でてくるの？」と驚いたり、「インパクト強すぎて絶対何かある」と思ったら、ネットで調べてみる～と言うのです。
そうやって、夢に興味を持っている方、意外に多いようです。たいていその後「でも、調べても、結局意味がよくわからなくて～答えが合っているのかな、そんな時はどうしたらいいの？と逆に訊かれてしまいます。
それを聞いて「自分で考えて、自分なりの答えをだすこと」、それが私たちは意外と苦手なのかもしれないと、。
ここで少しずつ夢の読み解き方をお話しできたと思っています。
前回は、ほんの一瞬の場面でも、夢としてメッセージがありますよ～というお話しをしました。
今回は夢にも季節があること、夢の中の時間についてお話しします。
自然界に四季があるように、心にも季節、四季があります。それは、夢の場面に現れます。夢の中で季節はいつでしたか？ 今度夢をみたら、気をつけてみてください。
春、夏、秋、冬の・・・夢の中の景色や出来事、行事、服装などで考えます。もちろん季節がわからない夢もありますが、いつ頃だったか、何時頃かを覚えておくと、今、自分がどんな心境なのかをつかむ手がかりになります。周りの景色はどうですか？山並みが淡い緑に染まって、雪解け水が川を流れて冬から春へ。卒業式、入学式、桜が咲いていませんか。春は芽吹きの時、種まきの時。やりたい事や新たな計画にワクワクしているかもしれません。お水や肥料をあげて、丁寧にお世話をして育てていく始まりの時です。
初夏の頃から夏は、太陽の下で、活動する時なので、あまり夢をみない時期かもしれません。最近はあまりにも暑いので、外に出るのはちょっと止めた方がいい時もありますが。 夏は元気に活動の時です。そして稲穂が黄金色に輝いて首を垂れていたら収穫の時。木の実や果実が実る季節は、春から夏にかけ、行動してきた成果を味わう時です。たっぷり味わうことで、頑張った自分を労います。そして体験を通して得たことを振り返りつつ、心の栄養にしながら、不要なものは手放します。それは枯葉が枝を離れて土に還って肥料になるように、心の中でも、この営みが繰り返し続いていくのです。
冬は、自分の心に還る時。次の春への準備をする時です。降り積もる雪の下で、野菜が甘味を増すように、秋植えの球根が養分を蓄えて春を待つように、冬は私たちも内省しながら過ごす時です。こうして、私たちの心も季節を巡っていくのです。 ほぼ、自然界と同じサイクルで回るものらしいのですが・・・・。もし今、あなたが心を閉ざして、冬のような気持ちでも、やがて季節が廻り春が来る、そう思ったら気持ちが楽になりませんか。 あなたの心の季節を感じてみてください。
そしてもう一つ、夢の中は何時ですか？ 夜明け前、朝ですか？ それとも夕方から夜ですか。12時おひるの時間？
午後3時おやつの時間なら、一休みしてもうひと仕事できる時。朝は起きあがり、動き出す準備をしましょう。夕方から夜ならば、家に帰って休む時、自分の心に戻る時です。 あなたの心の時間は今何時でしょう。
以前、朝日が昇るのを海辺にたって眺めている夢を見たことがありました。ずっと心がモヤモヤして悶々としていた頃で、
ああ、やっと夜が明けるのかもしれないな～と昇ってくる太陽の明るさと暖かさを夢の中で感じていました。足元に海の水を感じながら「ああ、やっと本当に朝が来るんだな」そう思ったら元気がでました。
もし、夜空に輝く星を見上げているならば、星に願いを託して、今はすこしそのまま、朝が来るのを待ちましょう。必ず夜は明けて朝が来ますから。 夢はあなたの心の景色です、今どんな気持ちなのか、意外と自分ではわからないもので、夢の場面で知ることが大切です。
このコーナーへ、質問やメッセージがありましたらお寄せください。さっちゃんの番組宛て、またはyumeshigoto@gmail.comまで送ってください。またオンラインで夢のシェア会をしています。「不思議な夢を見た、夢のこと知りたいという人は、毎月第1水曜日夜8時からです。今月は明後日7日8時からです。
10月の「人生を変える夢のお告げ」の時間、いかがでしたか？今夜の曲は、池間フミキさんの曲で「もりのうた」です。
では、また来月お会いしましょう。お相手は夢療法家 いしいゆみ でした。
