2018年から、毎年年頭に「目標を立ててアドバイスを夢に問う」をしています。その作業をする中で、私の心の奥の奥底に横たわる、思わぬ思い込みが浮上しました。「私は私、人前に堂々と立つこと。その決意をすること」「私らしいスタイルの夢療法をみつける」それが大まかな目標なのですが、なぜこの目標なのか?
実際は夢を言葉にできない自分、素直に言えない自分が見えてきました。
2019年 初夢をいくつか取り出すことで立体化する
2019年1月1日「富士山が見えた、それは雲だった」
富士山が見えた、と思ったら雲が山の形をしていた。風が吹いたのかスーッと雲が消え、後には草原、平らな景色。
2019年1月2日「バックを選ぶ」
これから出かけるところ、シルバーのセカンドバックを選ぶ。太陽の絵が型押しで描いてある、それを小脇に抱える。
コメント:
「私らしさ、優美スタイルとは何?」と、夢に祈りアドバイスを求めました。富士山が見えたので、初夢らしいと嬉しくなりましたが、風と共に消えたので、なんだろうと思いながら。
野原や平原の風景は私にとって過去生の戦争体験とつながる景色なので、えっ?また?と嫌な感じ。
できれば吉兆の夢にしたいところですが・・・もう一つの夢も同じ意味でした。
バッグ:貴重品を入れるもの、アイデンティティの象徴。
シルバー:受動的な色、月の色、太陽(の型押し):主体性
小脇に抱えているのでトラウマを象徴し、何も持たず自分の身一つで立つのが理想。トラウマを手放し
主体的に生きるようにとの夢。まだまだしつこくまとわりつく過去生です。
2020年私は誰?
2020年1月2日「財布を探す」
地元の知人と外人居留地にすむ女性と3人で食事、ここは南国のホテル、旅行に来ている。
2人はプールで泳ぐと言うが、私はひとりでホテルの庭を散歩。手提げに入れたはずの財布が無いことに気づき、
慌てて探す。
コメント:
この夢で、知人と別れて散歩しているので、前年から話のあった地域の仕事の立ち上げには、これ以上関わらないとわかりました。実際その通りでした。
目標は変わらず「優美スタイルの夢療法を見つける」から「夢の本を書きたい気持ち」が浮上。ですが実際、言葉に書こうとすると歯切れが悪く、素直な言葉になりません。自分のやりたい事をブレずに目指すのに、財布はお金、エネルギーの住処。失くしたはずはないと思いながら探しているので、もう一度、自分の目標を再確認するように。あまり進歩がないな~とちょっとガックリでした。はやり1年の間にどれほど行動したかが、ちゃんと初夢に出るのです。
2021年 混乱が露呈する
2021年1月1日「背中の翼と胸の傷」
誰かに「背中の翼を切り出してあげる」と言われ翼を開き出してくれる。と同時に、胸の真ん中辺りが縦に割れて胸が開く。不思議と痛くはないが、ものすごい恐怖に怖い怖いと言いながら、大丈夫、大丈夫と自分で自分を安心させる。
2021年1月10日「ライフルで狙われ、ゴミ箱が回り、道を行くが行き着かない」
ベランダに出るとライフルで狙われるから、「危ない!」と叫ぶが、1人撃たれてしまう。
部屋では子供たちが遊んでいる、子どもとオモチャの隙間をゴミ箱がひとりでにぐるぐる動く。
私は自転車で外に出て道を行く、踏切を渡り、坂を登り下り角を何度も曲がりながらどこにも行き着かない。
コメント:
初夢ワークショップで話した夢です。まさかこの夢の冒頭ライフルのシーンが戦争過去生につながるとは夢にも思わず絶句。もう手放したと思った(思いたい?)過去生の夢に新年早々動揺と混乱のままワークショップが終了。家に帰る電車の中で胸が痛くなり、おそらくこれはあの胸の傷が痛いのだと思い、驚きました。
翼の夢は「魂の傷が癒されることで背中の翼が開くだ」と言う意味。じっと内観していたら、私には自分の夢が無い、幼いころから特に願う夢がないこと。他人に私は自分の望みを話したくないし、言葉に書くことにものすごい躊躇がある。とわかりました。他人の夢を応援するのは得意で楽しいのに。
その後、1月中に見たいくつかの夢から、私は「過去生で大勢の人の夢や希望を奪ったのだから、そんな自分が夢を見るなんてとんでもない!夢を叶えるなんてさらにとんでもないこと」そう思っていることに気づきました。
今までたどり着けなかったまさかまさかの想いでした。このことから2021年は「自分に夢を見ることを許す」を心に過ごしました。で、年末も押し迫った頃、散歩していたら田んぼの上空に翼を広げたような雲が見えて「ああ、これはOKのサインだ」と思いホッとしました。思わず写真を撮ったのに画像が見つからないのですが。
ここから2022年今年の初夢へと続きます。